欲と二人連れ

最近のお気に入りのモノ達

バタバタと出て行く家族をを見送った後に、のんびり一人で朝食を。

気がつくと、この中にはお気に入りのものがチラホラ〜

キャロットラペ（葉野菜に添えた人参サラダ）は大好きなサラダ。

よく作り置きします。

人参は、包丁で細く切るより、断然チーズグレーターで磨り下ろした方が美味しい♡

そもそもラペって、すり下ろすという意味なのね、どーりで。

チーズグレーターの一番大きな穴の面は、沖縄で言うところの「しりしり器」。

包丁で千切りにするのとは違って、断面がスパッときれいじゃないせいで、味がよく絡んで本当に美味しく仕上がります。

私は、ほんのり甘めのバルサミコ酢を使うのがお気に入り♪♪

少々色は悪くなりますが、白バルサミコ酢を切らしていたので、、、

ボウルに入れて黒胡椒をゴリゴリ。いいおつまみになります♡

食パン（カクショク）は最近のお気に入りのもの。

スギハラ（札幌）で毎週火曜日に売られる、ユニファームのもの。

平飼い有精卵を使用ですって。

エシレバターをのせたら無敵デス

サラダソースは、このボトル↓を使って手づくりしています。

目盛りがあるのと、蓋が簡単に開くのに指を添えて思いっきり振っても

こぼれないし、そのままテーブルに出せる所もいい。

数日で使い切れる量を作って、2、3日ごとにソースのバリエーションを楽しみます。

今日のソースは、少し多めのディジョンマスタードとシェリービネガーを使っています。
ほんの少し蜂蜜を入れると、ビネガーの酸に丸みが出て、生野菜を好んで食べない娘にも食べやすくなりました。

日帰りで東京へ〜

この方の記事を見て慌てて向かった東京ですっ。

私も今週で終わってしまうバルテュス展を見に行ってきました〜

朝、登校する娘と共に家を出てまっすぐ札幌駅へ向かいます。

サツ駅の時計は朝の七時。

小雨の降る涼しい朝でした（雨女の私にはごくごく当たり前な天気です）

空港へ向かうJRの中で爆睡、東京へ向かう飛行機の中でも爆睡。

移動時間は無駄なく爆睡できるという才能は若い時から＾＾

東京へ着くと、びっくり！晴れているし、暖かい！

おまけに道中の爆睡のお陰で、頭が冴え渡っています、スバラシイ。

まっすぐ上野へ。真っ正面に見えるのが動物園。

東京都美術館に到着！

展覧会に入る瞬間の、しゃきっとした心地よい緊張感が大好き♪♪

今回は、たっぷり時間があったので、音声ガイドをレンタル♡

あれが有ると無いとでは、後に残る印象が随分変わります。

かつて物議を醸した絵などもあり、

称賛と同じくらいの批判も有ったでしょうけれど、

私は、すっかり魅せられました。

彼の描いた少女の持つ側面は美しいと思うし、

日本文化に刺激された余白の美を意識した構図なども面白かったです。

絵を存分に楽しんだ後は、東京駅へ〜

駅の天井、何故か私にはいつも美味しそうに見えます、、、

2時ギリギリにブラッスリーに飛び込みサラダとワインでほっと一息♡

「ブラッスリー」という響きにめっぽう弱い私です。

学生時代、東京で一人暮らしをしていた頃、

たまに上京する父に連れられ、帝国ホテルのブラッスリー（現在はラ・ブラッスリーですが、当時はブラッスリーベルナールという店名だったような）

に行きました。

そこは、当時から外国人客がとても多く、一皿のボリュームがたっぷりで、カチャカチャとお皿とカトラリーのぶつかり合う音に活気があり、

いつもお腹を空かせていた当時の私にとって、最高に贅沢でシアワセな場所だったのです☆

以来、「ブラッスリー」という響きに敏感になったと言う単純なお話ですが、

札幌にはそういった活気あふれるブラッスリーらしいブラッスリーを見つけられないのが残念です。。

始めは、ワインを飲んでいる人は私以外誰もいなかったけれど、

誰かが飲み出すのを待っていたかのように、次々と回りの女性客たちもワインをオーダーしていました（笑）

ブラッスリーだもの、飲みたくなりますって。

それから、いい気分で丸の内界隈をぶらぶら歩きながら三菱一号館にて

バルテュスのポラロイドで撮った写真展も見ました。

充実の１日を終え、空港へ向かいます。

日帰りですから。

札幌駅に着いたのは、ちょうど１０時。

帰りの飛行機も爆睡、

空港から札幌駅までのJRの中も爆睡、

そして帰宅して爆睡zzz

泥縄テリーヌ

私には泥棒を捕まえてから縄を綯う人の気持ちがよ〜くわかります。

段取りの悪さはもはや性格の一部と諦めモード。

昨夜なんて、夕食後に赤ワインを開けて飲み出してから、

テリーヌを作り始める始末。

「いったい、この時間からテリーヌを作るその元気はどこからくるの？」と

夫に笑われましたが、欲と二人連れだということは百もご承知でしょう。

お肉屋さんで美味しそうな六白黒豚のレバーを入手できたのでやる気満々です。

適当な大きさのテリーヌの型を持っていないので、

祖母から貰った古いパウンド型で代用、家庭料理だからと言い訳しつつ。

この料理、中身は殆どフープロが作ってくれます^^

夜の暗い中お庭に出て、勘を頼りにほろ酔いでセージを摘んできて

上にのせて準備完了。

湯煎で蒸し焼きして〜

いつもならココで数日冷蔵庫で落ち着けるのですが、

重しをして一晩寝かせたところで、どうにも我慢できず、、、

今朝ちょっとだけ味見♡

味が纏まるのにはもう数日かかりそうですが、

しっとりレバーの味と肉肉しさががタマリマセン！

キャトルエピスの香りがイイ〜

今回も泥縄だったと分かっているけど、

気持ちのどこかで、週末のワインの為の段取りだったと言いたい私です。

お祭り気分でカウンターイタリアン♪♪

週末、夫と二人で早い時間からワインを飲みに大通りへ〜

テーブル席もあるけれど、せっかくカウンターがあるのだからと迷わずカウンター席をお願いしました。

シェフの手際の良さを拝見するのも楽しいものデス。

焼き野菜のブルスケッタ。トリュフバターがこんなに合うなんて意外なハッケン＠＠

迷うこと無く手づかみで。

思わず指までしゃぶった無邪気な私。オイシカッタ〜。

感動のリゾットはこちら↓

この鮮やかな色は赤パプリカの色そしてミントが入っているのです＠＠

シェフが長い間修行したイタリアの１つ☆レストランのスペシャリテだそうで、

世界中で、これを作っているのはそこのシェフと自分だけじゃないかとシェフが仰るので、

「じゃ、真似して3人目になっていい？」と（最近は料理しないクセに）無邪気に尋ねる夫。

夫婦揃って無邪気で痛い。

それでも「いいですよ（笑）」と軽く流してくださったシェフに感謝。

とにかく米まですごく美味しかった！

パプリカがここまで美味しくなるなんて〜とパプリカを舐めていた自分を反省。

低温調理したサフォーク。添えてあったのはサルサヴェルデだったかな。

ソースまで美味しくて、思わず焼きたての香ばしいパンをおかわり〜

この日、札幌の街はよさこいソーラン祭り。

私は会場までは行きませんでしたが、忙しそうに移動して歩く踊り子さんたちを沢山見かけ、

「頑張って〜」って声を掛けると「ありがとうございま〜す！！」って気持ちのよい答えが返ってきました＾＾

爽やかです♡

そんなわけで、美味しいお料理と白ワインを飲んで、私たちなりにお祭り気分を満喫したのでした〜（飲んだのは右の方）

osteria iL SOLiTOにて。

シェーヴル好きなもので

いったい何処にそのスイッチがあるのやら・・・

昔、苦手だったハズのものが、一転して好きになることがあります。

人でも、芸術でも、そして食べ物でも。

実際、過去の嫌悪感が強ければ強いほど、

いざ好きになった時に、どっぷりとハマる率が高いということも否めません。

そんなワケで、第一印象なんて持つには持つけれど、

私の場合、まずアテになりません。

東郷青児の絵もそうだったし、

グールドの演奏なんて初めて聞いた時、もはや嫌悪感しか感じなかったのに

今ではいつ聞いても耳を奪われます。

食べ物もしかり。

若い時に食べたシェーヴルの第一印象は最悪でした（キューピー人形をかじったような味だと思った）

今では、目がないのに。

シェーヴルを買ってきました♪♪

少し酸味のあるフレッシュなものではなく、

今回は若干水分が抜けかかって来たドゥミセックな状態のもの♡

薄く切ったカンパーニュにバターを塗って、さらにシェーブルを乗せて

パンがカリカリになるまでオーブンへ〜

バターとシェーヴルのコンビネーション・・・うっとりする美味しさです。

ワインが飲めないのが残念！　まだ朝ですから〜

週末はスコーンの朝食でした

私がスコーンを作るのは最近では珍しいこと。

実は、先日チーズを使ったトルテリーニを作ったらその生地が、ばかうまで。

生地にマスカルポーネを使ったせいか、表面サクサク、中ふんわりという理想的な仕上がりでした。

それをスコーンに応用できないかと思い、適当にベーキングパウダーなどを加えて作ってみようと思ったのでした。

生地を作った後、スコーンの型を持っていないことに気がつき、

大きめのクッキーの型を使用。スコーンとしては小さめです。

焼きも若干あまく、色がよくないけれど、、、味は悪くないです。

目玉焼きは縁がカリカリに香ばしく焼けていないとイケマセン。

ベーコンはさっと焼いて、フライパンに残ったベーコンの脂でアスパラガスも炒めました〜

サラダは水菜、炒めたナス、トマト、大葉。

スコーンは半分に割って〜

表面はサクサクに仕上がりましたが、ちょっと小さすぎで、、、

次から次へと手が伸びて、次女と二人ですっかり食べきってしまいました。

クリーム×マーマレードや、クリーム×メープルシロップで楽しみました♡

↑このクリストフルのバターナイフは長年使っているお気に入りです。

持ち手にぽってりとした厚みがあります。

銀のカトラリーが磨きたてでピカピカに輝いているのも悪くないけれど、

私は、ちょっとくすんで黄色みを帯びたくらいのところが好きです。

だから、あまりせっせとは磨きません。

でも、つまらない事があったりすると、急に磨いたりもします。

それが、いい気分転換になったりもするのです＾＾