フィレンツエぶらぶら |
↑これはフィレンツェのシンボル、
ドゥオモ(正式名称はサンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂)の赤茶色の丸屋根(クーポラ)と
手前はジョットの鐘楼。
どちらも階段で展望台まで登ることができます。美しいフィレンツェの街並が一望できるはず!!
なのに、ツアーでは登らないという。何故なら心臓マヒ起こす人が出るためと、、、
私も自信ないけど・・・とりあえず、自由時間にジョットの鐘楼の方を登ってみました。
確かに狭い階段、そして結構険しい。
子供達はみんなスイスイ行くけどね。
なんとか登り切りました。
クーポラが目の前に♡
細い路地と街並みは安野光雅さんの絵本の世界みたい
この建物、1296年に建設はスタートしましたが、
当時、この丸屋根を作ることは大変に難しく、不可能とまで言われ、
長い間、屋根にぽっかり穴が開いたままだったそうです。
1418年に、思い腰を上げた市の有力者によりコンペが行われ、
そこで選ばれたブルネレスキが見事に1436年に完成させたのです。
聖堂の建設開始から実に140年も経っていたのですねぇ。
クーポラの内側はどうなっているのかというと、
これまた素晴らしいフレスコ画で最後の審判が描かれていました。
もちろん、ルネッサンス美術の名作がズラリ揃う、
ウッフィッツィ美術館にも行きました。ほとんど、メディチ家のコレクションなのですね〜恐るべし。
全部見れば1日あっても足りないですが、
ツアーでは美術館の中を熟知したガイドが説明をしてくださいながら、
効率よく回って見せてくれました。
ダ・ヴィンチ、ボッティチェリ、ミケランジェロ、ラファエロ、カラヴァッジョなどなど、
見たいもの全てを見て、大大満足。
ルネッサンスの発展に大きく貢献したメディチ家ですが、終わりはあるもの、
最後のメディチ家直系の人となったアンナ・マリア・ルイーザが遺言の中で、
「メディチ家のコレクションをフィレンツェから出さないこと、一般に公開されること」を条件に、
すべての美術品をトスカーナ政府に寄贈したのだとか。感謝感謝です。
それからフリーであちこち散策。
サン・マルコ修道院の中庭。この回廊の散歩も気持ちが良かった〜
階段の上を見上げるとハッとするような美しいフレスコ画に出会えました。これも見たかったのです!
↑フラ・アンジェリコの受胎告知です。ため息。
40室ほどある狭い僧房の壁に、あまりにもさりげなくある
フラ・アンジェリコ名画・・・まるで美術館。
サンタクローチェ教会に付属するパッツィ家の礼拝堂と回廊と中庭も素敵でした。
どうやら、私は回廊&中庭と言うシチュエーションに弱いらしく、
すぐ引き込まれてしまいます。ここで何時間でもぼんやりしていたい気分。
次回は、
ぶらぶら歩いていて偶然見つけてふらりと入ったカフェでのランチから〜