2010年 06月 17日
水だと思って飲んだら血だった |
作家、宮本輝氏は「水だと思って飲んだら血だった」と
感じさせるような小説を書きたいと願い続けてきたそうです。
同世代なら・・・
宮本輝と言えばもしかしたら「青が散る」が思い浮かび、
それと同時に松田聖子さんの歌う「蒼いフォトグラフ」が何処からともなく
聞こえくるような気がするかもしれません。
ドラマ化された作品だからです。
我が家の本棚にしまってあったものの、
まだ一度も読んでいなかった宮本輝の短編集をようやく読みました。
まずは装画が素敵!
上巻のカバー
下巻のカバー
どちらも38歳の若さでこの世を去った有元利夫氏の手によるもの。
彼の絵の持つ温度感がもともと好きなので、つい手に取ってしまいました。
裏にも小さな絵^^
さて、このカバーを外しても素敵なんですよ~
ブルーが上巻、グレーが下巻
上巻には金色の線で鳥が描かれています。
下巻は銀色の線でペンを握った手が描かれています。
この美装に魅かれて手に取った私のアプローチは不純ではありましたが、
個人的には中身も非常に良かったので記事に残しておこうと思ったのでした。
精魂を絞り出したような作品の濃さは、
私に短編小説の魅力を余すところなく教えてくれたのでした。
感じさせるような小説を書きたいと願い続けてきたそうです。
同世代なら・・・
宮本輝と言えばもしかしたら「青が散る」が思い浮かび、
それと同時に松田聖子さんの歌う「蒼いフォトグラフ」が何処からともなく
聞こえくるような気がするかもしれません。
ドラマ化された作品だからです。
我が家の本棚にしまってあったものの、
まだ一度も読んでいなかった宮本輝の短編集をようやく読みました。
まずは装画が素敵!
上巻のカバー
下巻のカバー
どちらも38歳の若さでこの世を去った有元利夫氏の手によるもの。
彼の絵の持つ温度感がもともと好きなので、つい手に取ってしまいました。
裏にも小さな絵^^
さて、このカバーを外しても素敵なんですよ~
ブルーが上巻、グレーが下巻
上巻には金色の線で鳥が描かれています。
下巻は銀色の線でペンを握った手が描かれています。
この美装に魅かれて手に取った私のアプローチは不純ではありましたが、
個人的には中身も非常に良かったので記事に残しておこうと思ったのでした。
精魂を絞り出したような作品の濃さは、
私に短編小説の魅力を余すところなく教えてくれたのでした。
by kenken22m
| 2010-06-17 13:00
| column